サポート事業の概要
1.施行指針の更新
★ 生きた施行指針は、毎年の内容更新から・・・
窓口業務を円滑に遂行するために、業務運用上に係る有用な情報および法改正の内容等を、適時、適切に更新して参ります。
窓口業務を円滑に遂行するため、窓口相談対応の補助や毎年の水道展での研究発表会等にて知り得た有用な情報、および、水道法等の関係法規の改正内容を適時・的確に更新してこそ、初めて『生きた施行指針』又は『生きた給水便覧』となります。
窓口ご担当者より、窓口にて来庁者に的確に説明するための資料として、関連する写真や図形等を施行指針や給水便覧に内容追加するよう求められます。
2.窓口相談対応の補助
★ 来庁者への適切な助言・指導は、信頼感を得る・・・
適切な『給水装置の施行』は、『安心して飲める水』につながる第一歩であり、指定工事店との信頼関係の構築にもつながります。
水道使用者等の給水工事申込者が、気楽に、安心して、色々聞ける給水窓口担当者となるには、給水装置からの『安心して飲める水』を常時、安定して供給するという気概が必要です。
当社担当者は、事業体様の給水窓口担当者が来庁相談者等に対して適切な助言・指導やサポートができるよう、自己研鑽に努めています。
3.事前協議審査の補助
★ 手戻りの少ない施工を実現するには・・・
指定工事店にとっての「手戻工事」を少なくするためには、工事(スリーブ工事)着手前に水道事業体と事前協議を実施し、承認後に工事に着手をするこが不可欠です。
地中梁のスリーブ入れ工事
(1)設計図面内容の審査
給水窓口担当は、配水管への逆流発生のおそれのある「設計や施工」を事前に検知し、阻止すべきです。即ち、設計図段階での指摘➔設計変更等により➔変更に係る経費の削減につながります。
建築現場において地中梁配筋後のスリーブ工事の着手後に、事前協議の申請を提出したのでは、地中梁の給水管用の穴口径・位置の変更ができないため、結果として、給水管ルートの変更も余儀なくされ➔変更に係る無駄な経費の増大につながります。
(2)水理計算結果の審査
給水窓口のご担当者より送信された設備設計図面や水理計算書の内容等により、当社は当社の「アクア直結」・「アクア貯水」・「アクア支管」等の水理計算ソフトにて再度計算し、提出された計算書との比較検討書をまとめ、左面(1)の設計図面の内容検討書と同時に、検討報告書としてご担当者にメールにて送信いたします。
水理計算書の内容検討➔過度な管内流速にならないように2.0m/sec以下➔ウォータハンマ発生防止➔各水栓からの快適な水圧・水量の確保・保持につながります。
(3)当社の水理計算ソフトの概要
★ 当社は、水理計算検討・報告書作成業務においては、施設用途に応じた以下4種の ソフトを使用いたします。
アクア直結(その1)
最大給水管口径としては、Φ75㎜まで対応できます。
建物規模としては、2階建てから20階建てまで、給水立管の本数は、最大11本まで対応できます。
集合住宅における給水量算出公式としては、BL公式及びTW公式に対応できます。
アクア直結(その2)
最大給水管口径としては、Φ75㎜まで対応できます。
給水量算出公式としては、器具給水負荷単位に対応します。
集合住宅以外の全ての建物用途に対応できます。
福祉施設、病院や複合用途店舗ビル等の水理計算には不可欠なツールです。
アクア貯水
計算可能な最大給水管口径としては、Φ100㎜まで対応できます。
受水槽への過多水量流出を防止し、配水管のウォータハンマ発生とメーターの短命化を防止します。
定水位弁(FM)の申請口径・個数と、適正なFM口径・個数における受水槽への流出水量等を同時解析し、結果が同時表示されます。
配水管における水量負荷の軽減につながります。
アクア支管
配水支管からの標準の給水量算出においては、『水道施設設計指針』および『簡易水道施設基準解説』の各種設計基準に基づいており、住戸数の入力により水量は自動的に結果表示されます。
(開発申請前)/(開発申請後〔改良前〕)/(開発申請後〔改良後〕)における同時計算結果の算出により、各節点間の残存水頭や区間動水勾配が一目で判る;『有効動水頭線図』が同時にグラフ表示されます。
お問い合わせ
※ 営業のメール等はご遠慮してください。