2018.06
アメリカ中部/西部の逆流防止装置設置状況等を見学いたしました。
№04
屋外の地上に設置された給水管系統用の「減圧式逆流防止装置」
屋外の地上に設置された逆流防止装置の風景は、日本において見慣れていません(実際、キャビネット型の増圧装置には減圧式逆流防止装置が内蔵されています。)が、今後、逆流防止措置を考える上で参考にしていただければと思い、上記の給水管系統用の減圧式逆流防止装置および以下に消火栓管系統用の逆流防止装置(主に二重バネ式逆止弁)の写真を掲載いたします。
主に「二重バネ式逆止弁」が使用されている消火栓管系統用の逆流防止装置
上述の平成23年度から平成26年度の報告書や、米国の逆流防止装置関連企業等のホームページより
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① 給水使用者等は自己の費用にて、年に 1 度、逆流防止機器の検査を実施しなければなりません。
② 逆流防止機器の検査および修理は、郡より認証を受けたテスターにより実施されています。
③ 州によっては、ネットを介しての検査結果報告をベータベース化し、管理を行なっています。
十数年前から水道事業体様より受注した給水装置工事設計・施行基準書(及び指針)において、『逆流防止措置』 に関して記載し、逆流の危険性に係る警鐘を鳴らし続けてきた当社においては、今後、現状、数多く設置されている増圧装置等に内蔵の減圧式逆流防止器における適正・的確な維持管理体制の確立が急務であると痛感しました。
同時に、増圧装置の設置不要な直結直圧給水の施設においても、施設内容等によっては、米国と同様に減圧式逆流防止装置の設置の検討が必要ではないかと実感いたしました。
色 々 な 消 火 栓
決して「消火栓オタク」ではない私ですが、職業病でしょうか???
視察旅行の際、私と目を合わせた消火栓などをパチリと・・・・・。 (今日もまた、消火栓が私を呼んでいま~~す。)
一番気に入った消火栓は、ペイジのショッピングセンター駐車場の脇に在った、米国の星条旗を思わす配色の消火栓でした。色は指定されていないのかなぁ~~???
続いて、日本とはスケールの違った『水の力』を実感した事象などについて、説明させていただきます。
≪アンテロープキャニオン≫
先住民族・ナバホ族の羊飼い少女が巨大な大地の割れ目を発見。それが最近人気上昇中のアンテロープキャニオンです。
『水の力』により削られ流曲したキャニオン内部。運よく降り注ぐ太陽の光がその大地の割れ目に差し込まれた時にだけ、キャニオン内部の真っ赤な岩質が鮮やかなピンク色に輝き、息を呑むほどの美しさに堪能いたしました。
- 左の写真;差し込まれた光で、私には「観音菩薩さまの座った横姿」のように観えました。
- 中央の写真;壁面に引っかかった流木は、昨年の洪水による「おき土産」だそうです。
- 右の写真;洪水の入り口です。開けた上流からの洪水が写真中央のキャニオンに流れ込み、細い洞窟内ではその流速は桁違いに増大して、結果、キャニオン内壁を削り・・・。
ラスベガスの有名なIR。中でもよく知られているのは「カジノ」と「噴水ショー」ではないでしょうか。
≪噴水ショー≫
ラスベガスのスフィンクスとピラミッドが象徴的なルクソールホテル(中央にはカジノ有)の部屋(全4400強)に荷物を置いて、夜9時ごろからホテルベラッジオの人口湖で行われている「噴水ショー」の見学に出かけました。
噴水の高さは最大460フィート(140m)まで上がり、クラシックや映画音楽のリズムに合わせ、光を纏いながら舞うように踊る迫力のある無料のショーは凄く感動的でした。ポンプ出口の水圧は?.???MPaかなぁ~~??
15分に1回のショーを2回見て参りました。1回目の写真は「In the Mood」、2回目は「Belive」に合わせた噴水の感動のワンショットです。
米国映画:ジョージ・クルーニー主演「オーシャンズ11」、韓国ドラマ:ペ・ヨンジュン主演「ホテリアー」等で登場する世界的にも有名な噴水ショーです。
右の写真は、宿泊したルクソールホテルの「フラッシュタンク式??」の大便器です。
驚いたことは、その大便器の最低作動圧が日本の約2倍の137kPa(1.40kgf/cm2) も必要であったことです。