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 2018.09 & 2019.01

水道関連の展示会(IWA & Inter Aqua)を見学いたしました。

№05

 ベルギーのメーターユニット(IWA)                 (公財)水道技術研究センターの講演(Inter Aqua)  

 
 今年のIWA世界会議は日本で初開催となり、初日の16日には皇太子さまご夫妻が開会式にご臨席されました。「水問題」への取り組みをライフワークとされている皇太子さまが、「水関連災害への対応も国際社会が取り組むべき重要な課題です。」と英語であいさつされました。
 また、開催国委員会会長を務める小池百合子知事は、16日の開会式で「我々は、気候変動をはじめ、さまざまな地球規模の課題に直面している中で、各国、各都市のリーダーや専門家が、国境を越えて対話することはとても大切なことです。」と歓迎のあいさつを述べられ、翌17日には基調講演で「スマートメーターの大規模な実証実験を通じ、新しい水道システムの実現に挑戦する。」と発言されました。
 上部左の写真は、IWAで見つけたベルギーの超音波メーターユニットです。また右の写真は、(公財)水道技術研究センターの方が、スマートメーター設置推進プロジェクトの活動状況等について講演されている様子です。
 
 

東京都水道局の方と『Drinking Stayion 』前にて      ベルギーのお洒落な色のメーターユニット

 

【IWA】
 上部左の写真は、東京ビックサイトの屋外入口にて、先日「水道新聞」にその記事が載っていた可動式給水栓『Tokyowater Drinking Stayion 』を発見した際の写真です。早速、冷えた美味しい東京水を紙コップでいただき、説明の水道局職員の方とパチリ。

 建物入口にて持ちやすい少し小さめ(220mL)のステンレス真空ボトルをいただき、帰りには早速、東京水を入れて宿泊ホテルに持ち帰りました。
 

 上部右の写真は、ベルギーの展示ブースで目に留まった、お洒落な色のメーターユニットです。
 通訳の方を介しての説明内容ですが、写真のメーター二次側の大きめのBOX(青い蓋)には、漏水・破損・逆流・改造時におけるアラームの送信機能を有する機器類が組み込まれているそうです。また、バルブの開閉や、自動的に最大流量の制御もできるとのこと。 ススンデますねぇ~~。  
 日本企業のブースでは、震災対応の商品等が数多く出展されていました。水道展で何時もは出展している関係上、なかなか時間がとれませんが、今回は各社の説明をゆっくりお聞きすることができました。勉強になりました。!!
 本当は、今回のInter Aquaにおいて先日米国で見てきた逆流防止装置;Backflow Preventers(バックフロープリベンダー)の最新情報等が聞きたくてセミナーに参加 したのですが、残念ながら・・・・・、目的の企業は出展されていませんでした。
 

セミナーの様子

【Inter Aqua】

 「スマートメーターに関する世界の状況」の講演を聴くため、早朝の新幹線で国際水ソリューション総合展Inter Aqua 2019 の展示会場(東京ビックサイト)へ。

 (公財)水道技術研究センターの方によるプロジェクト活動状況等のご説明、世界各国で納入実績を有する超音波メーターにおいては、デンマーク本社のKamstrup社の方のご説明等、4名の方の近況をお聞きしました。
  Kamstrup社の方の超音波メーターの原理等のセミナーでは、都合により同時通訳無しであったため、セミナー終了後、展示ブースに寄り通訳の方を介してセミナーで登壇されたマイケルハンセン氏に数々の質問をさせていただきました。ご丁寧にお答えいただき有難うございました。
 Kamstrup社のブースに続いて、SENSUS社の展示ブースで、電磁式メーターについて日本社員からご説明を受けました。

 残念ながら日本のメーカーさんは、従来の機械式(接線流)メーターの展示のみでした。微流量の測定を考慮すると、従来の機械式から早く超音波又は電磁式メーターの一般展示が必要なのでは・・・・・??